2022年2月の雑記

「Colorful OneRoom」感想

ヒサギさん&めんるいさん&CloveR Stepsによる定期更新型ゲーム「Colorful OneRoom」(カラフワ)が始まり、そして終了しました。21日の記事(関連記事)でも簡単に取り上げていますが、個人的な感想を雑記として記しておきます。

「カラフワ」を遊んだ結果、定期更新型ゲーム生活の中で「最も美しい景色」を見ることができました。キャラクターが色を失った状態、一部だけを得ている状態で見ている景色は、各プレイヤーの想像に委ねられていました。自分が見ている景色と、話している相手が見ている景色を深く想像しながらロールプレイに没入をするというのは、初めての体験でした。

ルールブック上では、

「色を失う(忘れる)」の解釈は自由ですが、「視覚的に色を区別できるが色に対する印象や連想させられるものが極端に低い状態」、または「視覚的に色を区別できなくなっている」のような解釈がオススメです。(例:海を連想するような青さだとわからなくなる)

とされていましたので、これに従って解釈をしていましたが、キャラクターが見ている風景はどんなものか、一部の色だけを認識できる状態ではどう感じるのか、というのはとても想像する甲斐のある世界でした。

全般的に印象がぼんやりと薄くなっている世界の中で、貰った「たからもの」によって、その色がはっきりと認識できるよう(「たからもの」が象徴する色の色彩を持つものが自然と多かったと思います)になることで、「たからもの」を貰う前後のギャップに、キャラクターともどもハッとさせられました。

また、いろいろと世界が曖昧な中で、相手を象徴する色だけがはっきりと見えることによる強い印象は、これまで遊んできたどのゲームでも得たことがない特別な体験でした。

ゲームに一生懸命になりすぎた前半

序盤はあまり交流に積極的ではなかったものの、「ゲーム部分」に一生懸命になりすぎてしまったなと思っています。毎日、18時の更新前に「未知の色で染まっている」場所に移動することで、ほぼ確実に新しい色を手に入れることができます。移動忘れを防ぐために、17時45分にアラームをセットしていました。

全14更新で15色を集めるためには、場所から色を思い出すだけでは日数が足りず、他者から「たからもの」を貰わないと色を集めきることができません。しかも、1更新で「たからもの」から貰える色は1つだけということと、複数の場所がソラ色で染まっているという話を聞いて、のんびりしていると手遅れになるかもと思いました。

毎日の更新以上にカラフワの画面をついつい開いてしまう原因として、「たからものアクション」のクールタイムや色がついて見える時間が15分だったことが挙げられます。自分のオリジナルのたからものを作るため(や、アイコン枠を増やすためのCPを集めるため)にたからものアクションをしたいと考えたり、その場所のチャットで行われているアクションの色を見たりする(場所の色を推測するのにも役立つ)のに、まだ行ける範囲が狭い街の中を徘徊していました。

序盤から「カラフワ」を楽しんでいたのですが、振り返ってみるとゲームシステムに振り回されていたなあと思います。

交流に夢中になった後半

「たからもの」の共鳴チャットで繋がった人たちと、各地点の色の情報を交換したり、「たからもの」を交換したり、あるいは貰ったりすることで、色は着実に集まりました。初期たからものを含めて、流れがちょうどいい共鳴チャットがいくつもあり、居心地よく楽しんでいました。そこでの話でも、話がカオスなことになっている共鳴や、盛り上がりに欠けている共鳴の話を聞いたので、最初の選択や、次に手に入れた色がたまたま、自分のプレイスタイルと合っていた(運が良かった)のかもしれないと思っています。声だけが聞こえる(という想像をしていました)共鳴チャットは、「実利的な交流」や「深い交流へのきっかけ作り」に向いていたように感じます。また、メンバーだけの秘密の会話という感じがして、同志との連帯感が生まれる感じがしました。

自分の場合は誰かへのレスポンスではない発言(通称「白チャット」)に絡んでいくということはあまりしなかったのですが(絡んでもらえたのは嬉しかったです!)、共鳴チャットで知り合った相手と、「巨大樹」や「海岸」といったロケーションでのチャットを通じて、より深く仲良くなることが出来ました。「たからものアクション」を上手く会話に組み込もうとしたり、それに合わせてイラストも設定したい!といった深みにはまっていきました。また、「置きレス」(リアルタイムではなく、時間を置いて返信をすること)もできないこともないものの、毎日の更新、更には夜の場面、昼の場面というのを意識すると、相手が会話を続けてくれるようであれば、なるべく会話を続けたいと思うようになりました。そしてアイコン芸をしたいなと思うと21枠目以降の枠(CP20)が欲しくなるし、大事な人ができると、新しい「たからもの」を作りたくなる(CP20)んですよね!よく出来ている!!

色をたくさん取り戻していくうちに、色を得たときの感動が薄れてしまうこと、色を得るために場所でのロールを打ち切って東奔西走するのも違和感があること、16色を集めてもその時点で何か起こるわけではないということから、「たからもの」で色を貰うことをもっと重視しても良かった、「ゲーム」ではあるけれど、あくまで「ロールフックとしての舞台装置」としてとらえて、色を揃えることよりも、ロールの整合性を重視した方が、より満足できる楽しみ方で全編通して遊べたかな……と思いました。お気に入りの場所を見つけて、そこに滞在するスタイルの方が、よりその場所の空気感を感じることができて、白チャットにも絡みやすかっただろうと思います。このあたりはキャラクターの性格次第でもあったかもしれません。

結果的に、色を追い求めるよりもロールを重視しようとしてからの方が、より「カラフワ」に熱中(ロールに夢中)していました。最終的には16色全てを揃えた状態で、14日目の更新……エンディングを迎えることができました。

新規登録のガイドラインで「過去にすでに数多くの他ゲームに類似した設定で参加していて、かつそれらと同じ設定を持つキャラクターの登録」が非推奨であることから、ゼロからキャラクターを作成しました。たった2週間とちょっとの間で、感想の冒頭に書いたような「美しい景色」を見ることが出来て、素晴らしい思い出が生まれて、参加して本当に良かったなと思います。いただいた「たからもの」のアクションを上手く使えたし、渾身の「たからもの」も作ることができたと思っているのでとても満足しています(笑)。これからも何度も、今回の思い出を思い返すことでしょう。

開始時期未定・不明の定期更新型ゲームの一覧は「定期更新型ネットゲームリンク集」のページ下部にまとめています。

2022年2月の雑記

1月上旬までは、昨年同様プレイ日記を交えながら記事を書いて行こう!と考えていたのですが、環境というか、優先して取り組むべき事柄が変わり、あまり記事更新をしない状況になっています。同様にTwitterもあまり見ていないので、なかなか各公式からの情報発信以外は追いつけないところですが、もし「Rの手記」で取り上げて欲しいというリクエストがあれば、お気軽に@rnosyuki までメンションをいただければと思います。

更新を休止します、と宣言してしまうと、それはそれで気分転換先の1つが無くなってしまうので、「Rの手記」を更新したい気分の時には、更新をしていきたいと思います。また、更新は控えめですが、定期ゲ自体は楽しく遊んでいます。

なお、睡眠を最優先しているので、心身ともに割と健康です!