「シマナガサレ体験&休暇版」が終了 本開催は10月頃

無人島でのサバイバルを行う定期更新型ゲーム『シマナガサレ』の体験版、『シマナガサレ 休暇&体験版』が8月20日、終了した。

8月9日にキャラクター登録を開始。10日22時からゲーム期間(DAY1)が始まった。途中、13日の15時頃から14日15時頃までの間、過負荷による接続制限を受けてのサーバ移転のため、24時間のメンテナンスを挟んだ。メンテナンスに合わせて、体験版のプレイ期間も15日の22時までから、18日の22時までに変更となった。8月18日22時の更新、ゲーム内の8日目からはエピローグ期間に入り、20日の日付変更をもってエピローグ期間が終了した。

エピローグ期間にもチャットの他、島内の移動、各種アクション(脱出のために「船に乗る」もアクションの1つ)、アイテムの製作と使用と譲渡、プロフィールの編集が可能で、ゲーム終了時(エピローグ期間終了時)にも「記録」(他のゲームでの「日記」機能)が更新された。

本稼働は予定通りであれば10月中を目処に2週間程度のゲーム期間を設ける予定とのことだが、今後も変更の可能性があるため、今後のTwitterでの告知を確認されたい。

WdRb.worksの告知アカウント、木兎(うでらび)さんのツイートを確認しよう。

体験版の環境

『体験版』では、大中小合わせて60のテスト島が用意された。当初は大が2つ、中が5つ、小が20だったが、参加登録者の増加に合わせて、大が6つ、中が11つ、小が43つまで増やされた。

登録後、ゲーム開始までに参加する島を選択。大は25人前後、中は12人以下、小は5人以下が想定人数。開始まではシマの選び直しも可能で、それぞれのシマの人口は、概ね想定人数通りとなった。

『体験版』ではシマの間の移動や、ボトルメール「瓶箋」は実装されなかったため、交流はそれぞれのシマ内で完結した。

シマでの生活

シマには最初に選んだ3つのアイテムしか持ち込めず、「空腹」や「水分」を満たすために、「砂浜」「森林」「岩場」で探索をして、食料等を入手する必要がある。

さまざまなアイテムが流れ着く「砂浜」、海産物が多く採れる「岩場」、食料や製作の材料が豊富な「森林」の3箇所それぞれでの探索が不可欠。フィールドの移動にもリソース(「スタミナ」「空腹」「水分」。初期は「時間」も)を必要とするため、1人で複数の場所を探索すると、リソースをより多く必要としてしまう。

探索をしても食料が手に入るとは限らず、木の実や海藻、野草で食いつなぎ。火を起こし、ちょうど良い容器を手に入れて蒸留器が作れるようになるまでは、飲み水の確保に難儀、いざ真水が精製できるようになっても、海水を汲むための「プラ材」が無いと水が確保できない……等、なかなかサバイバルな環境。蒸留するにも、焚き火を起こすにも、貝や小ガニを焼くにも「木材」が必要。「探索」や「製作」には「時間」(AP相当)も必要なため、ある程度活動したら、次の更新を待つ必要がある。

サバイバルの厳しい面を先に取り上げたが、「お知らせ」にて「基本的にアイテムの融通を前提にしたゲームバランスです」とあるように『シマナガサレ』は(少なくともこの『体験版』は)協力型のゲームだ。装備品(釣り竿や斧等)は貸し借りできるし、罠が作れるようになれば動物も捕れる。太陽熱蒸留器や雨水回収装置も(当初未実装だったが)共用で使用できる。

受け渡しは同地点に限定されるが、拠点に集合する等決めておけば、「釣り竿」を融通し合ったり、寝ている間に「真水」を置いておいたりということもできるし、「鉄の斧」を作るために刃を研ぐのに使用した「割れたスレート」や、「クッション」を作るために羽をむしった後の「トリ」も複数人で共有することができた。

人がいれば良いというものでもなく、シマの想定人数が決まっているように、シマによっては、更新直後に動かないと、資源の枯渇に直面することもあったようだ。

感想

今回は野良で参加したが、シマのメンバーにも恵まれ、とっっっても楽しく過ごすことができた。参加メンバーの顔ぶれはゲーム開始前に確認することができるため、ランダムマッチングに比べて、「合う」シマを探すこともある程度可能だったと思う。

本番環境が「テスト島」とどれだけ変わるかは分からないが(大きく変わることだろう)、今回はシマのメンバーと物資を融通し、協力し合い、共にサバイバル生活を乗り越えることで、楽しい夏休みになった。

終了後は全てのシマのチャットが見られるようになったが、あまり発言や交流が無かった島もあったようだ。確実に楽しむのであれば、知り合いのPLさんがいるシマで遊ぶのが無難かもしれない。

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