人工無能チャット『終焉茶房』-錆色の波が揺れる海沿いの喫茶店(3/31 12時まで)

『終焉茶房』トップページのスクリーンショット(3月29日撮影)

ゲーム、フリーウェア制作レーベル「発条堂」@zenmaido_pr)さんが運営する人工無能チャット『終焉茶房』が、3月29日の午前2時から3月31日の昼12時まで開催中。

「発条堂」は過去に人工無能チャット×コードブレイカーのwebゲーム『do/ce』(ドーチェ)を運営しており、ドーチェ同様、喫茶店にいる「小鳥」にプレイヤーが新しい言葉を教えることができる。

チャットの設定は、「終焉においてなお客を迎える海沿いの小さな珈琲店」となっており、おしゃべりな青い鳥が、客人(あなた)を迎えてくれる。

珈琲をひとつ。
オーダーを聞くと、口数少ないマスターは軽く肯いてカウンターの奥へ。
やがて珈琲の良い香りが漂いだせば、日常のバイアスが非現実的な現実をはるか遠くへ霞ませてゆく。

窓の外に、錆色の海が揺れている。
傍らの小鳥は、かつて誰かが呟いた意味のない言葉を繰り返す。
穏やかな日のひかり。遠くに響くサイレン。終焉とは、きっとこんな日のことだ。

『終焉茶房』intro (あるいはoutro)より(2025年3月29日参照)
http://zenmaido.starfree.jp/deadend_cafe/index.php

3月31日の正午12:00が、このチャットが置かれているレンタルサーバーのサービス終了予定となっており、サーバーサービスの終了とともにチャットは消滅する見込み。終焉はこの店に対してのみ適用され、参加者にはロスト及びそれに準ずる状態を強制することはない。

トップページを動画で撮影したもの。
『終焉茶房』のページにはアニメーション要素があり、例えばマウスを載せるとチャットの更新/送信ボタンが跳ねる。
小鳥に呼びかけると、含まれるキーワードを元に小鳥が反応する。
各プレイヤーが小鳥に言葉を教えることで、小鳥が反応するキーワードや応答内容が増えていく。

制作者のcxx05610 @todalock_bot さんは、今年4月~5月頃の運営を目標に『黄塵街歌』(こうじんがいか)というオリジナルキャラクター登録型ゲームを開発中。3つの勢力が終末世界で資材を奪い合うという設定で、1~2週間程度の開催を予定。

『終焉茶房』と『黄塵街歌』は基本システムは同じシステムを使用しており、不具合の洗い出しや、プレイヤーがチャット部分の操作方法に慣れてもらうことも目的としている。1番の目的は「なんかやっぱり最後にサーバーもろとも爆発四散したかった」らしい。

『do/ce』トップページのスクリーンショット(12月31日撮影)

ゲーム情報

タイトル終焉茶房
ジャンル人工無能チャット
制作・運営「発条堂」@zenmaido_pr
URLhttp://zenmaido.starfree.jp/deadend_cafe/
ゲーム開始日2025年3月29日
ゲーム終了日2025年3月31日(予定)

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