ダンジョンを探索し出口を探す交流型ゲーム『unto』、マップ縮小版でストーリーも異なる『unto[void] 』が、7月2日の23:59をもって開催終了した。
マップのデータも公開された。PCからはプレイヤーキャラクターが各部屋に残したメッセージと記載者の名前も見ることができる。また、キャラクターリストも引き続き閲覧可能。
『unto』は、立方体で表示される部屋から進む通路を選んでダンジョンを探索し、床にメッセージを残す等の方法で、他の参加者と協力して出口を探す交流型ゲーム。戦闘はなく、ひたすらダンジョンの探索を進める。製作はcxx05610さん(zenmaido)。βバージョンの試運転期間として運営された。
プレイヤーキャラクターは立方体の部屋で構成されたダンジョンを探索。回転する部屋に表示されている通路をクリックすることで、隣の部屋へと移動する。部屋によってはイベントがあり、方眼紙などで人力でマッピングをしながら探索をすることが推奨されている。
床にチョークで書くメッセージは、24文字までの自由入力の場合には、書いたキャラクターの名前が併記される。単語と文型を選んで記入する定型文の場合には、記入者の名前は表示されない。
また、いわゆる「全体チャット」にあたるwallでの交流は、姿の見えない相手と壁伝いに会話を交わす、という雰囲気。また、どこかで誰かが起こした「壁を叩く」等のイベントの結果が反映されることもあった。
『unto[void]』プレイ感想
イベントが異なるほか、『unto』(97×97)と比べて『unto[void]』のマップは狭くなっているが(48×48)、端と端がループしていた。『unto』では「マップの端」や「座標」といった情報が共有されていたが、『unto[void]』ではそれが成り立たず、メッセージの傾向が変わったことも面白かった。
『unto』のプレイ感想については、過去記事を参照いただきたい。
『unto』の登録キャラクター数は182。エンディングを迎えたプレイヤーが2人目を登録したケースもあるだろう。そのうち「出口から脱出」した”reuse”(金のアイコン)のキャラクター数は24。別の道、”recycle”(銀のアイコン)を選んだキャラクター数は4。また、赤と青のカプセルを飲んだ”reduce”の称号を持つキャラクターも9名いた。
『unto[void]』のキャラクター数は19。最終称号として”reuse”は6名、別の選択(銀のアイコン)”reincarnation”は3名いた。
ゲーム情報
タイトル | unto(アントゥ) |
ジャンル | 参加者交流型webゲーム |
制作・運営 | cxx05610/zenmaido |
URL | http://zenmaido.starfree.jp/beta_unto/index.php |
ゲーム開始日 | 2024年6月9日(βバージョン) |
ゲーム終了日 | 2024年7月2日 |
タイトル | unto[void] |
ジャンル | 参加者交流型webゲーム |
制作・運営 | cxx05610/zenmaido |
URL | http://zenmaido.starfree.jp/beta_unto_void/ |
ゲーム開始日 | 2024年6月25日(βバージョン) |
ゲーム終了日 | 2024年7月2日 |