テキストオンリーRPG “Strings” プレバージョンを2月公開を目指し開発中

untrocheさんのX(@untroche_ar)より

創作サークルuntroche(アントローチ) @untroche_ar は、1月18日、”Strings”のプレバージョンを、2月中に公開予定として制作中であることを発表した。”Strings”は、文字列のみで展開されるマルチプレイヤーWebRPGで、ゲーム中にアイコンやプロフィールなど画像を登録する機能は無く、SNS等で公開することも禁止されている。

プレバージョンは約1か月間の開催を予定しており、開始は2月中を目指す。

2月3日公開の情報を追加しました。また、公開予定時期が2月上旬目標から2月中に開始となりました。

2月3日に公開された、開発中のゲーム画面のスクリーンショット(チャット画面)

キャラクターの要素は「フラグメント」と呼ばれる情報の欠片で表現され、システム上キャラクターに対して非常に重大な確定ロールを何度も繰り返すことになり、キャラクターの死亡やロストも起こり得るとしている。

”Strings”のトレーラーサイトでは、概要、フラグメント、戦闘システムのページが用意されている。

また、ゲームに登場する「フラグメント」の公募を、事前企画として行っている。

プレバージョンでの意見を集めるため、公式でDiscordサーバーの用意を行う。要望やバグ報告、告知についてもDiscordサーバーで行う予定。サーバーに参加しなくても大丈夫なようにある程度整備は行う予定であり、Discordサーバーへの参加自体はしなくても良いとしている。

ゲーム概要

”Strings”は、定期更新型ゲームの文脈を汲んだゲームで、交流・探索・戦闘などの要素が含まれており、キャラクター表現はすべてテキストのみで行われるのが特徴。

untrocheさんのX(@untroche_ar)より

持ち物や容姿、思い出、能力等、キャラクターを構成する要素は『フラグメント』として表現されます。トレーラーサイトのフラグメントのページを見ると、多様で、あらゆるものがフラグメントとなっていることがわかる。

「フラグメント」のページのスクリーンショット(1月30日撮影)

また、このフラグメントは他のキャラクターと取引をしたり、戦闘で奪い取ったりすることが可能。戦闘システムのページを見ると、「負けるつもりで挑む」ことも可能で、フラグメントを相手に奪わせようとすることもできそうだ。

2月3日に公開された、開発中のゲーム画面のスクリーンショット(フラグメントの編集画面)

フラグメントは最大で30個まで所持することができ、自由に位置を入れ替えたり、スキル名やスキル発動時の台詞等を編集することが可能。

untrocheさんのX(@untroche_ar)より

Xでは例示として「腰に下げた剣」「大きな琥珀色の瞳」「快活な声の調子」といった要素が挙げられていた。もしこうしたフラグメントを譲ったり奪われたりしたら……。

untrocheさんのX(@untroche_ar)より

キャラクターイラストのみならず、風景や概念等であってもキャラクターと風景の見分けがつかないため禁止となる。文章を画像形式で公開することはOK。

untrocheさんのX(@untroche_ar)より

あらゆるものが「フラグメント」として表現されるこの世界では、キャラクターの同一性は保たれず、「自分」が常に変化していくことだろう。

キャラクターの要素がフラグメントによって変化していくということや、登録したキャラクターのロストの可能性があるということから、「人柱だと思って適当なキャラクターでの参加」が勧められている。

ゲーム情報

タイトル“Strings”
ジャンルテキストオンリーマルチプレイヤーWebRPG
制作・運営untroche
URLhttps://pppp-pear-qqqq.github.io/Strings/index.html(トレーラー)
公開日2024年2月(予定)
登録開始日2024年2月(予定)

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