2021年、転換の年。

(イラスト:おおえだ様より。左が筆者のPCしゅき、右が副管理人さんのフローズンS)

この記事は「定期ゲ・甲 Advent Calendar 2021」の12月13日(月)の記事です。

もくじ
  • 「Rの手記」へようこそ!
  • この記事について
  • 2021年、記事の書き方を変えました
    • プレイ日記はじめました
    • スマホからでも更新を
  • 2021年、遊び方も変わりました
    • 「ソラニワRe」振り返り
    • 「大トバトバ」振り返り
    • 「異能ハナ」振り返り
  • 2021年、副管理人さんとの関わり方の変化
    • フローズンSさんとの対話
  • 副管理人からのメッセージ
  • 2021年の総括

前:定期ゲを語りたい|あんみらわーるど
「不奇跡世界はお散歩日和」のGM、秋瑞てんさんの記事です!定期ゲ制作者向けのdiscordサーバ「定期ゲ研究会」を主宰されています。きっとここから新しい定期ゲが生まれてくるのだろうと期待していますが、この度 秋瑞てんさんの新作「白黒事変」が発表されました!!!来年秋頃に開催予定ということで、続報が楽しみです。

定期+AP制、2PCで参加する新作ゲーム「白黒事変」。詳細はツイートのツリーを参照!

次:いつだって機関銃を手元に置いておけ。アドカレを振り返る人々が実はいるらしいです。|zis_ed41の日記 「チャットキャスト」というサービスを利用してアドカレ記事の感想をみんなでわいわい感想会している様子を取り上げています!楽しそう!ジッセさんは「乙」の15日目記事として「APNGって何?APEXですか?」も書かれているのですが、シャネルさんのあの動くカットインAPNGというものだったのか!と感動しました。(シャネルさん、振る舞いも、悩む姿も、お姉様を慕う姿も可愛くて大好きでしたね~!)

「Rの手記」へようこそ!

定期更新型ゲーム関連サイト「Rの手記」へようこそ!記事をご覧いただきありがとうございます。

「Rの手記」では約15年の間、定期更新型ゲームの情報を掲載してきました。定期更新型ゲーム「DARK KINGDOM3」の関連サイトとしてはじまり、「定期更新型ネットゲームリンク集」をメインコンテンツと位置付け、定期更新型ゲームとAP制ゲーム関連の記事を掲載しています。サイト立ち上げ時の昔の話は昨年のアドベントカレンダーの記事にしているので、興味を持ってくださる方はご覧ください。

この記事について

昨年はいつでも書ける内容の昔話でしたが、心境や環境の変化が大きかった今年は「2021年、転換の年。」と題して、今年の出来事についてつづります。役に立つ内容ではないかもしれませんが、1つのプレイスタイルの参考になれば幸いです。

ここ5年ぐらいの間、生活環境の変化や体調面から、定期ゲ・APを遊ぶことや「Rの手記」に時間を割くことができていないと感じています。このまま減り続けるとは思っていませんが、年々使える時間が減っています。それでも、定期ゲにどっぷり浸かり、楽しんでいた時間を夢見ながら、新しいゲームが始まれば新規登録をしていました。

継続マシンに近い過ごし方をしていたここ数年と比べて、今年はとても充実した1年を過ごすことができました。タイムリーにメッセージのお返事をすることもできず、10年前のように前線での攻略に参加することは難しくなりました。それでも、ゲームを楽しみながらこのサイトを続けることに迷いが無くなりました。

また、「Rの手記」は現在、この記事を書いている管理人(@rnosyuki、以下、R)と、副管理人のフローズンSさんの2名で管理しています。フローズンSさんを副管理人に任命したのは2019年の1月でしたが、今年の半ばから、より親しくお話をするようになりました。

記事の書き方の方針変更と合わせて、今年は「新生『Rの手記』」になったぐらいの気持ちでいます。この1年の出来事を書き残すことで、今年のアドベントカレンダーの記事にしたいと思います。

2021年、記事の書き方を変えました

プレイ日記はじめました

2020年11月に「Rの手記」はいまの外観にリニューアルを行い、その際【定期更新型ネットゲームの「いま」を記録する】というキャッチフレーズを設定しました。読者に向けたメッセージというよりも、このブログの理念を文字にしたものです。この文章はブログの一番上、「Rの手記」ロゴの上に常に表示しています。以下はリニューアルの記事に記載した内容です。

長く情報を記録・公開し、将来振り返りを可能とするために、その時に起こった出来事そのものだけではなく、管理人・副管理人の「個人の体験」を含めた情報をサイト内に記録する。この意志をふまえて【定期更新型ネットゲームの「いま」を記録する】というキャッチフレーズをサイトに掲げる。

すべての記事に当てはまるわけではありませんが、多くの記事では、ニュースサイトや情報サイトのような話題の選び方や文章の書き方をしてきました。新聞記事のような内容や書き方をすることで、信頼性のあるメディアのように思ってもらえるのでは、という狙いもありました。

2021年12月現在、「DK3結果一覧」「OrangeGarden」「データ小屋アーカイブス」などの結果アーカイブサイトのおかげで、ありがたいことに、定期更新型ゲームの結果そのものを振り返ることは可能になっています。また、霧のゲーム(「MIST OF WAR」など)や「精霊伝説」では、本家サイトで過去結果アーカイブを公開しています。

しかし、残念ながら、時間が経つうちに、過去の定期更新型ゲームの情報を扱っている個人サイトやブログは、多くが見られなくなってしまいました。「あのときこんなことがあったな」「こんなサイトを見ていたな」ということを振り返ることが難しくなっているのです。そこで5年後、10年後に振り返るときに自分で読みたい記事として、個人の体験に紐づく主観的な内容を書いていくことにしました。

ゲーム全体の動きがよく見えていれば、個別結果ではなくゲーム全体における出来事を取りあげて「新聞サイト」のような記事更新ができます。しかし、いまはできそうもありません。そこで、多くの結果を見て回らなくても書ける内容として始めたのが「個人の体験」そのものである「プレイ日記」です。

ゲーム概要の紹介はともかく、プレイ日記を書く上ではキャラクターを公開する必要があります。キャラクターを明示せずに書くことはですますが、伏せて書くことは無理でした。

流転のグリマルシェ(アールノ・シュキ)
ソレナリの冒険録(アールノ(1990))
Clip Traveler(しゅき・スクレテール(205))
百合鏡(アキ=ルノシュ(48))
Stroll Green -Restroll-(ソラニワ)(アールノ・シュキ(642))
大トバトバ(あるの しゅき(72))
*フタハナ*(異能ハナ2nd)(燎馬(334))
バースセイバー
零錆戦線(エリーゼ・ティンダーリア(66))
Secret Sphere(しゅき・スクレテール(27))

書き出してタイトル数にびっくりしました。「流転のグリマルシェ」以前は定期更新型ゲーム「Grand Blaze」のみキャラクターを公開していましたが、特に記事で触れることもしていなかったと思います。

色々なところで同じキャラクターを使い回すのはあまり好きではありませんでした。しかし、最近のゲームは異世界からの来訪が割と当たり前になっているところもあり、「Rの手記」のキャラクターであるアールノとしゅきは、複数のゲームを渡り歩いています。

「百合鏡」「ソラニワRe」「大トバトバ」「錆戦」ではプレイ日記をつけています。また、挙げたゲームのうち、今年開始・終了の「ソラニワRe」「大トバトバ」「異能ハナ」についてはこの記事の後半でも振り返ります。

skebでKRNGさんに依頼して、「あのころ、定期更新ゲームのおもいで」をその1、その2という形で公開していただきました。boothでPDFを頒布されています。 https://kuronag-r.booth.pm/
「Rの手記」でも、こういうものを目指したいな、と思っています。

スマホからでも更新を

プレイ日記を始めたのと時を同じくして、スマホからの更新を積極的に行うようになりました。

これまではスマホからの更新はあまり行ってきませんでした。PCに比べて画面が小さく、広い範囲を読み返しながら書き進めるのに向かないこと。過去に記事を読み込み切っていないのに上書き更新してしまい、データを失ってしまったこと。快適さと経験を理由にスマホから更新するということを躊躇していました。

スマホの使い勝手が向上したことに加えて、定期ゲ・APゲがスマホでもPCと遜色なく遊べるようになり、主にスマホで遊ぶようになったことも影響しています。「ソラニワ」「大トバトバ」「異能ハナ」を(ほぼ)スマホから完走したことで、自信がついたとともに、「PCからでないと文章が書けない」ということが言い訳のように感じられるようになったのです。

書き始めてしまえば、現代のスマホでは、文章を書くことも、画像編集ソフトを使ってサムネイル画像を作ることも意外と快適にできます。すべての作業をスマホから行った「ソラニワプレイ日記」の執筆が転機になりました。「大トバトバ」のゲーム中に使用していたたくさんのカットイン画像もスマホから作成していました。

ソラニワプレイ日記のサムネイル画像の例(イラスト: 犬飼さま)。
「大トバトバ」のアクションでサムネイル画像をいろいろと作成しました。(イラスト: CELさま)

この記事も大部分をスマホから執筆しています。ただ、速報性を重視した短い記事や、好き勝手に書いているプレイ日記(やこの記事)は良いのですが、記事の質を追求しようと思うと、PC環境でも確認したいな……という思いはあります。