令和に始める『百合鏡』Lv.26 -対決!「殲滅の雷帝」ナイトレトネ-

イラスト: ヤイさま @yai81
『百合鏡』

毎週土曜日に更新が行われる、最大5人PTの定期更新型ゲーム。プレイヤーはトスナ大陸の冒険者となり、魔王討伐を目指す。

定期更新型ゲーム『百合鏡』の第28回更新が5月14日に行われました。人間の剣士、リギウス・スカイメモリー(ENo.65)として冒険しています。

結果感想

プラインカルド城の城門に着き、城の攻略を開始したのが前回の話。通路の続く「東」に行くか「西」に行くか……というところですが、前回#6PTにより壁が破壊され「中庭」への直通ルートが開放されていて、「北」で正面突破だー!と何も分からず、便乗して中庭になだれ込み。

戦闘開始前の回復を失念していましたが、プレミオールさんが体力の減っていたリジーをプレミアヒールで回復してくれました。優しい!

魔王軍が際限なく流れ込んで来る。
ここを通り抜けるのは難しそうだ。
その時、背後から何者かが駆け出し、その群れの中に飛び込んだ。

「よお、手伝うぜ!」

リバーシで会った、勇者様と呼ばれていた戦士だ。
一緒にいた賢者を名乗る男も背後に控えている。

「勇者様、そんなに前進しては雑兵と戦うことに…」

「何言っているんだ、ここまでは敵を倒してもらってきた!
 ならばここは俺達が道を作る番!」

「勇者様、門に行かないと…
 仕方ありませんね、魔界の掃除もしてもらいますか。
 さあ、先に進んでください。
 我々のために、頼みましたよ。」

二人が敵を集め、中庭の中央の小屋への道筋が作られた。
だが、扉の前にはまだ魔族が残っている。

「よぉし、次の敵は貴様かぁ!
 絶望に落ちて死ねぇ!」

「北側廊下」にいたレベル覇者の「火事」PT、これまでイベント攻略フラグを積み重ねてきた「#6」PTとの共闘。まさにこの城を攻略してきたPT2組と一緒になり、PLは「ヒイッ!スミマセン!」みたいな気持ちになりました。

勇者様と賢者が登場して、際限なく流れ込んでくるという魔王軍を払ってしまい、残った敵はたった1体。48002ものHPを持つ魔族ナイトレトネ。……#6PTのホルシッド (ENo.52)さんとHPが大差ないですね。

一応、リジーもプレミオールさんもナイトレトネを1発ずつ殴り、プレミオールさんは混乱状態・流星状態も与えていました。その後ナイトレトネのテラブレイクをクリティカルで喰らい、弾除けにもならずに戦線離脱。……ナイトレトネのホールクラッシュ(混乱)がプレミオールさんを対象にしていたのは弾除けになっていたかもしれない?しかしまあ戦闘不能の女の子を襲うなんて酷い話です。

混乱打系うまく判断できない状態です。全ての行動の条件を無視し、等確率で行います。時折対象の判断も誤ります。
流星打系くらくらする状態です。たまに攻撃に失敗します。
状態異常の一覧より抜粋。

大ダメージの応酬があり、ホルシッドさんの使い魔によるフレイム等により、ナイトレトネは撃破されました。

今回結果の瞬間最大ダメージランキング。使い魔のフレイムの威力が凄い。
一方でナイトレトネの一撃の重さも。

魔族は立ち去った。
だが、すぐに戻ってくるだろう。
進むなら急がねばならない。
ひとまず小屋の中の様子を見てみた。

小屋の中は何も置かれていない。
周囲には傷ついた壁と床だけが見える。
そして、正面にはまるで巨大な鏡か写真かのような何かが見える。
そこに映し出された殺風景な小屋の中は、微妙な色合いの差以外はここと同じようだ。
窓から見える景色はただの森が広がっているように見える。
だが、注意深く見るとその木々が人界で見かけない種類だと気付く。
この額縁の先は、もう魔界が広がっている。

中庭の小屋は魔界への入口でした。

リジー

な、なんだってー!!?

何も知らなかったのでびっくりしました。

なお、主掲示板(メインBBS)には以下の書き込みがありました。

> 魔族討伐をクリアしていないPTがナイトレトネ戦に合流していますが問題ないでしょうか。イベントフラグが合わないPTとは共闘できない認識でした。

仕様です。
ナイトレトネが分裂することを防ぐため、イベント:プラインカルド城-中庭は全員強制で共闘になります。
ただ、イベントがPTの所持フラグと関係なく同じになるバグがありました。
次回修正します。

「勇者の戦い」や「魔族討伐」など勇者様や賢者との親交を深めるイベントフラグを持っていたのはホルシッドさんだけで、そこに便乗した結果に今回なりました。自分としてはとてもありがたい結果でしたが、本来あるべき結果ではなかったかもしれません。

そして「大陸情勢」をチェックしたところ……

リジー

強行突破ズPTがプラインカルド城を初攻略だって!!

なんということでしょう。この戦闘がプラインカルド城攻略戦でした。本当、後から来たのに壊された壁に便乗し、ナイトレトネ戦に便乗し……すみません……。

でも「歴史にPT名が残る」のはすごく嬉しいシステムですね、『百合鏡』。

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