- 自己紹介
- 『ヤケアト』の舞台について
- 『ヤケアト』の遊びかた
- 『ヤケアト』制作の経緯
- プレイヤーへのメッセージ
自己紹介
――今回はPBW『ヤケアト』の運営を開始したtkさんにお話をうかがいます。X(旧Twitter)では、初めてのPBWが『ヤケアト』になるかもしれない、という声も見かけました!まずは自己紹介をお願いします。
tk: はじめまして、tkです!カケミツやえんまくという名義でイラストや漫画のお仕事をしている他、tkの名義ではPBW関係のお仕事を請けております。
主にイラスト、ノベルのご依頼を承っており、アルパカコネクト様、Re:version様、トミーウォーカー様にてそれぞれ活動しております。トミーウォーカー様はマスターのみで参加しております。
トミーウォーカー(『第六猟兵』)では、クリエイターの呼称として、文章を書く人を「マスター」、イラストを描く人を「イラストマスター」と呼ぶ。
『ヤケアト』の舞台について
――新作PBW『ヤケアト』の舞台について教えてください。キャッチコピーには、「昭和レトロスチィムパンク怪奇PBW」とワクワクする単語が並んでいますね!
tk: 『ヤケアト』は第二次世界大戦後の日本にきわめて近い「ニホン」が舞台!
闇市がまだ盛んな混沌の1948年以降を舞台に、「第弐帝都」とかつては呼ばれていた東京直下にある地下空間「アナグラ」をめぐる戦いが行われます。
魑魅魍魎という怪奇要素もあれば、「アナグラ」で独自発展を遂げた機械類「奇怪絡繰」なんていうスチームパンク要素もある、ラーメンにとんかつとステーキ乗せたら美味いだろ理論で構成されている世界観です。
――プレイヤーキャラクターはどういう立場ですか?「第弐帝都対策部」に所属することになるようですが、どんな組織でしょうか?どんな課題があり、何と戦うことになるのでしょう。
tk: プレイヤーキャラクターの皆様は、第弐帝都対策部にて、主にアナグラ内で幅を効かせているゴロツキ集団「ウロ組合」、そしてそのバックにいる「第弐帝都国粋革新会」と戦うことになります。
「ウロ組合」は、すでに出されているストーリーノベル「ようこそ!第弐帝都対策部へ!」で挙げられている通り、人拐いにショバ代取り奇怪絡繰の暴走、アナグラの中で戦場帰りの異能力者の暴走と、大きめのトラブルが存在しています。まずはこれらの解決です! そのほか、ちょっと(?)したトラブルやいざこざに巻き込まれつつ、いろんなお話を楽しんでいただく予定です。
――『ヤケアト』の特徴……他のゲームと違う点、アピールポイントについて教えてください!
tk: 戦後日本の空気感を吸いたい人に是非におすすめです! あの時代独特の世界というものがあって、その空気を出すために努めてまいります。
『ヤケアト』の遊びかた
――キャラクターを登録した後は、まず何をすれば良いでしょうか?
tk: まずは「公式旅団」に入ってください!また、ノベル発注をしてもOKです。6月7日からシナリオが開始したので、そちらに自由な発想で飛び込んでみるのもOKです!楽しんでいってくださいませ!
――「旅団」とはどういったものでしょうか?
tk: 「旅団」とは、『第六猟兵』におけるオンラインRPGで言うギルドのようなものです。『ヤケアト』公式旅団はプレイヤーの皆様の交流の他、公式のお報せも出しますので、是非に加入していただくと幸いです。もし、『ヤケアト』用に自分で旅団を立てたい!という場合は立てて大丈夫です!よければ「友好申請」といって旅団のリンクのようなものをしてくれると嬉しいですよ!
『ヤケアト』ウェブサイト内の「PBWとは?」の項目にも遊び方について詳しく書かれているので、これから遊んでみようという方は参考にしていただきたい。他のPBWに参加したことがある人でも、『第六猟兵』のシステムと、過去に遊んだシステムでは違いがあるかもしれない。
――シナリオ開始は6月からということですが、どのように関わっていけばよいでしょうか?
tk: まずはそれぞれの私を含めたマスター様が出すシナリオにご参加いただければ幸いです。こちらはちょっとしたトラブルや諍いを解決していきますが、いずれは大事件に発展していきます!
7月ごろからは「ウロ組合」の四天王の誰から倒して、どのトラブルを解決していくのか?という話が展開されていきます。
――この記事をシナリオの開始後に見る人もいらっしゃると思うのですが、途中から参加でも問題なく楽しむことはできますか?
tk: できます!追いやすいように工夫しますので、よろしくお願いしますね!
プレイヤーが創作したオリジナルキャラクターを登録して遊ぶオンラインゲーム「プレイ・バイ・ウェブ(PBW)」。プレイヤーがキャラクターの行動を指定文字数以内の文章で示し、運営(マスター)が小説(リプレイ)という形で結果を公表する「シナリオ」、キャラクターの物語をライターにオーダーメイドできる「ノベル」、プロフィールやアイコン、一枚絵などの「イラスト」などを通じてキャラクターの活躍を表現できるほか、オリジナルキャラクター登録型ゲームと同様に、コミュニティやメッセージでキャラクター間の交流を深めることができる。
株式会社トミーウォーカーは、PBW『第六猟兵』のシステムをもとに「独立PBW」を作成・運営が可能とする「PBWアライアンス」という制度を実施している。運営者になるためには『第六猟兵』で小説を執筆するライター(マスター)としての資格試験に合格する必要があるが、『第六猟兵』のマスターであれば、無料でこのシステムを使い、キャラクターの行き来が可能なPBWを立ち上げることができる。 この記事では、このPBWアライアンスで運営されるPBWの1つで、6月7日にシナリオを開始した昭和レトロスチィムパンク怪奇PBW『ヤケアト』を紹介するために、運営者のtkさん @justsharkk に話を聞いた。