2023年1月15日から2月4日までαテストが行われたAP制ゲーム『シャリシャリ ~Sharing Sherbet~』は、今年5月から本開催を予定しています。GMのロキサさん @SSSloxia に『シャリシャリ』、そして今年10月頃開催予定の定期更新型ゲーム『Secret Sphere』(ひみたま)や、これまで制作したゲームについてお話をうかがいました!
- 自己紹介
- 『シャリシャリ』について~ソシャゲライクなゲームを目指して
- ロキサゲーの世界設定
- 影響を受けた作品
- ゲームの制作を通じて得たもの
- プレイヤーへのメッセージ
自己紹介
――本日はインタビューを受けていただきありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします!まずは自己紹介をお願いできますか?
ロキサ:よろしくお願いいたします!ロキサと申します。実際はロキサは3人いますので、ロキサの中のサ(システム担当)の部分に当たります。
――えっ!!!ロさん、キさん、サさんでロキサさんなのですか!?とても気になりますが、今日は『シャリシャリ』と、そしてロキサさんが作られている他のゲームについて、うかがっていきたいと思います。
『シャリシャリ』について~ソシャゲライクなゲームを目指して
──まずは、『シャリシャリ』のコンセプトについて教えてください。
ロキサ:『シャリシャリ』は、基本的には『Secret Sphere』のための準備段階としての、AP制ゲームです。コンセプトとしては、料理&戦闘ですね。
『こんにちはオンライン』みたいな、戦闘なしのゲームが流行ってきたことに影響されて、戦闘に比重が少ないものもありだなということで作りました。
こんにちはオンライン……オリジナルキャラクター登録型ゲーム製作サークル『WoodenRabbitWorks』の25氏 @Mr25secが運営するロールプレイチャットサイト。
――『Secret Sphere』は「定期更新型」ですが、本プレイでは「AP制ゲーム」の要素が追加される予定なのですよね。システムもですが、これまでのどの定期ゲ・APゲとも異なる画面作りをされていて驚きました!『シャリシャリ』のゲームシステムで工夫したところについて教えてください。
ロキサ:意識したのは【ソシャゲライク】なゲームですね。『Secret Sphere』では、どうしても「インタフェースが古い」という印象が大きかったので、そちらも払しょくしたいなと思いで作っています。なので、既存のAP制ゲーム等は全く参考にせず、どちらかというとソシャゲ系を参考にしていて作っています。
――次に、『シャリシャリ』がかかえる課題について聞かせていただけますか?
ロキサ:まず、戦闘部分や、細かいところでスマホ対応が出来ていないなど、現代の技術に全然適応できていないところが課題ですね。『シャリシャリ』で作ったインタフェースが、『Secret Sphere』や、今後のゲームにも使われていくと思うので、色々と調べながら作っています。
他には、クエストシステムの作成がかなり難航しています。ユーザが簡単にストレスなく、色々なクエストを作れるようにするためのシステム構築が、難しいなと。
――クエストはαテストではまだ無かった要素ですね。本プレイでの変更点について教えていただけますか?
ロキサ:本プレイでは、まず、クエストシステムが追加されますね。公式クエスト以外にも、プレイヤーが作ることもできるシステムです。
戦闘、納品、アイテム作成、ページの移動等、出されたミッションをクリアすることで報酬を貰うことができます。プレイヤーが出す場合は、OPやSC、アイテムなどを報酬として出すようなイメージですね。
OP……これまでのゲームではスペルを虹色にしたり、演出絵を増やしたりなどの機能の拡張に用いられてきたポイント。
SC……お金。
あと、全体的なインタフェースの改修もします。αテストで分かりにくかった部分の修正ですね。例えば新規登録時に、チュートリアルクエストが発生し、そちらをクリアすることでゲーム自体が理解できるようにするつもりです。
他は……ルールブックの作成ですね。αテストでは、ルールブックもないけどとりあえず遊んでみてね、という状況でした。意外と理解できる人は理解したみたいなんですが、やはり分かりにくいという声はありましたので……。
――『シャリシャリ』の本プレイは5月のGW明けという発表がありましたが、今後のロキサゲーの運営予定について教えてください。
ロキサ:5月GW明けに『シャリシャリ』本プレイを2か月ほど、10月中頃に『Secret Sphere』本プレイを1年間行う予定です。
その後、『シャリシャリ』や『Secret Sphere』の手ごたえ次第で定期系のゲームと、AP制のゲームを両立させたゲームをまた作れたら良いなあとは思っています。