制作者に聞いてみた -Stella Board&Stroll Green -Restroll–

3記事連動企画!
今回「Stroll Green」や「Stella Board」を運営しているヒサギ(TwitterID:@_soraniwa)さんに「Stella Board」と、これから始まる「Stroll Green -Restroll-」の話をうかがった。

3記事連動企画とは: 3つの定期更新型ゲームのGMからお話を聞き、それを同時に投稿しようという企画だ! 快諾してくださったGMに感謝を!

■もくじ

  • 自己紹介
  • 「Stella Board」のコンセプト
  • 影響を受けたゲームや作品
  • 「Stella Board」の工夫点
  • 課題とこれから
  • 楽しかった所と辛かった所
  • 連動企画と、終わりに

■自己紹介

──今回は2回目のインタビューになりますね。
ヒサギGMゲーも4作目(「Stroll Green」「Stroll Green -Green Festival-」「Stella Board」「Stroll Green -Restroll-」)になりますね。特に最新作である、「Stella Board」への思いを、そして、6月中旬頃に開催される「Stroll Green -Restroll-」(以後リストロール)のお話も聞かせていただけたら幸いです。本日はよろしくお願いします。

ヒサギ:ヒサギと申します。Rの手記様のところではお久しぶりです。「Stella Board」遊んで頂きましてありがとうございました。なんと二度目の紹介に預かります。恐縮です。本日はよろしくお願いします。

──自己紹介は

にて、していただいているので、省略させていただきます。

■「Stella Board」のコンセプト


──2月末から3月末に終了した「Stella Board」でしたが、そのコンセプトを聞いてもよろしいでしょうか?

ヒサギ:「Stroll Green」は、どちらかと言えばオーソドックスなシステムでしたが、本作「Stella Board」はだいぶ挑戦的なシステムにしてみました。
ギミックバトル中心なパズルゲーム的要素だったり、ゲーム世界観というメタ的な表現だったり、世の定期更新型ゲーム/AP制ゲームでは見かけないような……言ってしまえば「変(変わった)」な作りをしているところが多いですね。
これまでのものとは完全に真逆の方向性に前向きに突き進んだ、そういった考え方をコンセプトとしています。

──「Stroll Green」(以下「ソラニワ」)の定期ゲの中では王道のようなシステムから、「Stella Board」(以下「ステボ」)では個性的な、あるいは、おっしゃるように変わったシステム ”ペルセウス座4「ミルファク」”での”アピールを3回せよ!”とか、そのことをゲーム内で伝えてもなんら問題がないシステムになっていたことがありましたね。

アピールというスキルは何の効果もない、ただの少し特殊なスキルなのだが、
それを3回発動しないと突破できないという、実にユニークなギミックだ。

ヒサギ:そうですね。ただ敵を倒すみたいなのはありふれてますので、「おや?」と思うところがあったりしますね。そういったことも、ゲームのコンテンツがキャラクターとして楽しめるように、うまくゲーム的に辻褄を合わせられるようにエッセンスを加えて整えています。

──「ソラニワ」とは違った方向性を目指したんですね。