『妖刀蠱毒百鬼譚』1巻発売!原作者 貴渡 荒波さんインタビュー

アクションノベルライター/漫画原作者として活動されている、貴渡きど 荒波あらなみさん/けむりさんへのインタビューです。貴渡さんが原作を担当されている妖刀蠱毒百鬼譚ようとうこどくひゃっきたんの1巻が、6月27日に発売されたことを機に、創作歴やPBWでの活動、作品、漫画原作者の仕事等について、お話をお伺いしました!

『妖刀蠱毒百鬼譚』第1巻 表紙

牢人、乱波、物の怪が跋扈する「ヒノモト」。
齢10歳にして、突然現れた鬼面の男に父母を惨殺され、家を焼かれた桐丸きりまるは、復讐を誓い、仇を探し求める旅に出る。
妖刀を操る鬼面の男に迫る旅は、すなわち妖刀を求める旅でもあった。
宿命と復讐のダークファンタジー巨編。
サムライ・バトルアクション開幕!

『妖刀蠱毒百鬼譚』1巻 書誌情報

原作:貴渡荒波
漫画:市篭しかご
出版社: viviON THOTH
出版日/配信開始日:2025年6月25日

Amazon:https://amzn.asia/d/cC3hqV5
コミックシーモア:https://www.cmoa.jp/title/326882/
ピッコマ:https://piccoma.com/web/product/187169
LINEマンガ:https://manga.line.me/book/detail?id=B00166027421
ebookjapan:https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/905531/
comipo:https://www.comipo.app/product/BJ01469765

もくじ
  • 自己紹介~創作の源流はPBC~
  • 『妖刀蠱毒百鬼譚』はどのように生まれたのか
  • 「漫画原作者」という仕事~分業とチームワーク
  • 『妖刀蠱毒百鬼譚』を通じて伝えたい思い、そして今後の活動目標

自己紹介~創作の源流はPBC~

――本日はインタビューをお受けいただきありがとうございます。自己紹介をお願いいたします。

貴渡: お声がけ戴き光栄に存じます。しがない物書きをしております、キドと申します。

漫画原作者としては「貴渡 荒波(きど あらなみ)」、PBWライターとしては「煙(けむり)」名義で通しております。

PBWライター業としては7年、漫画原作者としては、2024年10月連載開始の『妖刀蠱毒百鬼譚』が処女作となるので1年弱の、まだ駆け出しですね!

――物書きの道に進んだきっかけは?創作活動のルーツを教えてください。

貴渡:個人サイトのPBC(プレイ・バイ・チャット)に触れたのが最初で、そこからしばらく狂ったように毎日文章を打って遊んでいたのが源流です。

当時のPBCの民達は皆夜更かしだったので、明け方まで文章を打っているなどもザラでしたね。

とにかく読むのと書くのを繰り返すうちに、もっと文章で色々表現したいと思い、小説などを書いて公募に応募するなどしだしたのがルーツと言っていいのかな、と思います。

PBC(Play By Chat):PBWの類縁、自分のキャラクターを使い、主にCGIチャットでコミュニケーションを行うゲーム。

――ここでいきなりPBCが出てくるとはびっくりしました!貴渡さんは、アルパカコネクトでライターとしても活動されていますが、PBWでの活動を始めたきっかけについて教えてください。

貴渡: 2010年を回った頃でしょうかね、PBCサイトがどんどん少なくなってきて……ニコニコ動画やYoutube、Twitterなど、他に娯楽が増えて来たあたりで、すっかり文章で遊べる場所が少なくなってしまったんです。そのあたりで、トミーウォーカー社『エンドブレイカー!』にプレイヤー参加したのが最初だったと思います。「お、ここならキャラ遊びがまだできるぞ!」と。

そこから『サイキックハーツ』『ケルベロスブレイド』と続けて参加していました。元々はユーザ側だったのですが、2018年の暮れに『第六猟兵』がローンチするのに伴って、マスター業務を始めたのが切っ掛けと言えば切っ掛けです。

プレイヤー参加している頃からから誰かに読んで欲しい、楽しんでほしいと思いながら遊んでいたので、渡りに船、といったところでしたね!

そこからしばらくはトミーウォーカー社専業だったのですが、河岸を変えたり広げたりして、いまは主にアルパカコネクト社でライターとして活動させて戴いています。百年経っても続く船の床板の一つになれればな、という思いです。

エンドブレイカー!:2010年から2015年にかけて株式会社トミーウォーカーが運営していた、ファンタジー世界が舞台のPBW。グループSNEとの共作により制作されており、TRPG版が新紀元社から発売された。トミーウォーカーによるPBWは「エンドブレイカー!」が3作目で、『サイキックハーツ』、『ケルベロスブレイド』、そして『第六猟兵』がそれぞれ4作目、5作目、6作目にあたる。
https://t-walker.jp/eb/

アルパカコネクト: 株式会社アルパカコネクト。2019年に設立し、『東京インソムニア』『Bullshit★Break!!』等のPBWを企画・運営している企業。「100年先もPBWしよう!」をモットーに掲げている。
https://alpaca-connect.com/